吉村知事 米子松蔭高の出場辞退問題「これで終わり、はあまりに酷すぎる」と投稿
大阪府の吉村洋文知事が18日、ツイッターに新規投稿。学校関係者1人が新型コロナウイルスに感染し、夏の高校野球鳥取県大会への出場を辞退した米子松蔭について「これで終わり、はあまりに酷すぎる。」と投稿し、何か対策を見つけるよう呼びかけた。
16日深夜に関係者1人の陽性が判明。17日早朝に部員らに独自に抗原検査を行い、全員陰性だったが、関係機関と協議の末、同日朝の試合出場を辞退した。
18日、同野球部の主将とみられる人物が「僕たちは夏の大会に向けて、甲子園目指して、必死に練習してきました。部員から陽性者は出ていません。校長先生含め学校は最後の最後まで出場できる道を探してくれました。試合もできずに、このまま終わってしまうのは、あまりにも辛いです。何とか出場する道を模索していただけませんか?」とツイート。
吉村知事はこの投稿を引用し、「これで終わり、はあまりに酷すぎる。対策は見つけられるはずだ。この高校生の想いを大人が潰しちゃいけない。これで終わり、なら将来に夢なんて持てないよ。鳥取の権力者の皆さん、なんとかしてあげて下さい。」と訴えた。
その後、同主将は再びツイッターを更新し、「保健所が開くのは8:30でしたが、当日のメンバー交換時間は8:10でした」と説明。「こういうケースの場合に、対応できるような開催要項ではありませんでした。これは主催者側の不手際だと思います。しかしながら、試合開始時間の変更や日程変更の要請は一切受け入れて頂けませんでした。」と開催要項の不備を訴え、主催者側の「不手際」と指摘している。