日本ハム・斎藤佑 今季2度目の実戦で1回1安打1失点 MAX138キロ復活へ前進
「イースタン、日本ハム4-5ロッテ」(21日、鎌ケ谷スタジアム)
右肘靱帯(じんたい)断裂から再起を期す日本ハムの斎藤佑樹投手(33)が21日、イースタン・ロッテ戦(鎌ケ谷)に登板し、12日に続く今季2度目の実戦で1回1安打1失点。「久しぶりに打たれた悔しさを感じた」と苦笑いしたが、前回の最速を6キロ上回る138キロを記録するなど復活へ前進した。
出番は1点リードの七回だ。先頭の高部を二ゴロに打ち取ったが、続く西巻に四球。その後、2死三塁で小川にカットボールを中前に運ばれた。それでも最後は福田光を1球で遊ゴロに料理し、追加点は許さなかった。
この日奪ったアウトは全てツーシーム。「手元で大きく曲がった」と手応えも感じる一方、目標の1軍登板は「まだ見えない。与えられた場所で結果を出していきたい」と自分の現在地を見つめた。