東海大相模 8強入りも門馬監督の表情厳しく「悔しい試合でした」

 藤嶺藤沢との5回戦で先発したエース・石田隼都
 ヒヤリ。藤嶺藤沢戦で死球を受けたエース・石田隼都
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 「高校野球神奈川大会・5回戦・東海大相模6-0藤嶺藤沢」(22日、バッティングパレス相石スタジアムひらつか)

 東海大相模が、“辛勝”で5回戦を突破。4安打で効率よく得点を重ね、エース・石田隼都投手(3年)から2番手・石川永稀投手(3年)が完封リレーを完成させた。

 センバツ王者が、「つながり」を見せた。序盤から併殺打の間に先制点を奪うと、二回には8番・佐藤優真選手(3年)の2点適時二塁打などで一挙4得点。三回には、またしても佐藤選手が大会37号ソロで加点した。

 投げては先発のエース・石田隼都投手が今夏最長の6回を無失点。「まっすぐも変化球も球がいっていなかった」と走者を許すも、要所は締めた。さらに2番手の石川永稀投手も無失点に抑え、完封劇でベスト8進出を決めた。

 それでも、試合後の門馬敬治監督の表情は厳しかった。開口一番に「よくない」と切り出し、「四回五回のところから、相模の野球じゃなくなっているね。僕自身も立て直せなかった。悔しい試合です」と話した。

 また、エース・石田については「石田のコメントも歯切れ悪かったんじゃない?調子じゃないね。純粋にバッターに向かっていかないと。この1対1の勝負が、勝負を分けていくんだから。野球の原点というか、勝負の原点かな。そこが今日の試合は薄れていたような感じがします」と話した。

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