東海大相模がコロナ禍で辞退【経緯】23日に登録メンバー17人含む部員21人陽性判明
今春センバツで優勝した東海大相模が24日、今夏の神奈川大会への出場を辞退した。複数部員が新型コロナウイルスの陽性判定となったため。門馬敬治監督は「本校野球部で新型コロナウイルス感染によるクラスターを発生させてしまいましたこと深くおわび申し上げます」と学校を通じてコメントした。
学校関係者によると同校野球部は21日、発熱した部員1人が熱中症の診断を受けた。神奈川県高野連にこの件を報告した上で、22日の5回戦は実施。同日に、発熱した当該部員が病院でPCR検査を受けたところ、陽性反応が出たという。
この結果を受け、23日に指導者陣、寮生の部員がPCR検査を受け、同日午後9時ごろに大会登録メンバー17人を含む部員21人、指導者1人の計22人が陽性判定。24日の午前7時ごろに学校長から神奈川県高野連へ大会への出場辞退を申し入れた。複数人に発熱の症状が出ているが、ほとんどは無症状。ただ、野球部は当面の間、活動停止が決定。現在は保健所に指示を仰ぎながら今後の対応を協議していく。