市和歌山 因縁・智弁和歌山と決勝へ エース小園「必ず倒して日本一」
「高校野球和歌山大会・準決勝、市和歌山10-0高野山」(25日、紀三井寺球場)
和歌山大会は準決勝が行われ、市和歌山と智弁和歌山が決勝で対戦することが決まった。市和歌山は今秋ドラフト1位候補の最速152キロ右腕・小園健太投手(3年)が先発し、5回1安打8奪三振でコールド勝ち。
頂点奪還へ準備は整っている。「泣いても笑ってもこの夏が最後。目の前の一戦にすべてを懸けて勝ちにいきたい」。絶対的エース・小園が、強敵・智弁和歌山に春の借りを返し、春夏連続甲子園出場を誓う。
日米6球団が見つめる中、この日も格の違いを見せつけた。初回からいきなり連続三振を奪うと、続く打者に唯一の安打を許すも、プロ注目の4番・渡辺を三振斬り。二回以降も最速147キロ直球と多彩な変化球で凡打と三振を量産し、付け入る隙を与えなかった。
視察した中日・米村チーフスカウトは「素晴らしいの一言。全国にいい投手がいるけど、彼の球質や球筋は違うものがある。こんな投球見せられたら、甲子園で見たいと思ってしまう」と大絶賛した。
春季大会後、悔しさを忘れないよう智弁和歌山との決勝スコアをグラウンドのボードに貼り出して練習に励んだ。最後に勝つのは、俺たちだ。「必ず倒して日本一をかなえにいく」。小園の夏はここで終わらない。