西武 メヒアが退団 本人から申し出「家族がいないことは本当に大変でした」
西武は26日、エルネスト・メヒア選手から退団の申し出があり、同日にウエイバー公示の手続きを行ったと発表した。
メヒアは「いま世界中が困難な時期であり、世界の反対側から日本に来た私にとって家族がいないことは本当に大変でした」と理由を説明。14年からのファンの声援に感謝し、「皆様には私の思いをご理解いただければ幸いです。家族を優先しなければいけないということをお詫び申し上げます。これからもライオンズをずっとずっと応援し続けて下さい、私も異国の地から応援しています」などとコメントした。
今季は16試合の出場で1本塁打。14年から西武に在籍し、通算142本塁打をマークした。
渡辺久信GMは「2014年から8年ほどライオンズで一緒に戦ってきましたので、退団することになりすごく残念です。ただ、家族のことが一番の理由とのことでしたので、これは仕方ないことだと思います。性格も良くて、日本の野球をリスペクトしてくれた選手でした。とても感謝しています」とコメントした。
今季は他球団でも巨人・スモーク、オリックス・ディクソンなど、コロナ禍で家族が来日できないことなどが影響して退団する外国人選手が出ている。