横浜VS広島新庄も好カード 13年ぶりの日本航空は初出場の東明館と対戦
「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」(3日)
3年ぶり19回目の夏の甲子園出場となる横浜は、大会2日目の第2試合で広島新庄と激突することが決まった。
安達大和主将は「春のセンバツも出場しているとても強いチーム。身が引き締まる思いです」と意気込んだ。昨年の秋は東海大相模に敗れてセンバツ出場を逃した。春の県大会もベスト4止まりで、「春と秋にとても悔しい思いをして、そこから作り上げてきたチーム。チャレンジャーとして戦っていきたい」と闘志を燃やした。
在学中に楽天・涌井とバッテリーを組んでいた村田浩明監督(35)が就任してから初の甲子園出場。名門校がチャレンジャー精神で大舞台に挑んでいく。
広島新庄は5年ぶり3度目の出場。春夏通じて甲子園優勝5回を誇り、3年ぶり19度目の出場となる強豪校との対戦に主将の大可尭明内野手(3年)は「とても有名で伝統校でもあるので、相手の雰囲気にのまれないように自分たちらしくプレーしていきたい。春の選抜では2回戦で智弁学園に負けてしまったので、夏は優勝を目標に頑張っていきたい」と意気込んだ。
また、13年ぶり6回目の夏の甲子園に出場する日本航空は、大会初日の第3試合で佐賀の東明館と対戦することが決まった。
久次米主将は「初日から佐賀県の強豪と対戦することになったので、まず初戦勝てるように準備したい」と表情を引き締めた。今年のチームは投手陣を軸とし、堅い守備と勝負強い打撃で山梨県大会を制した。
「初戦を勝って校歌を歌えるように全員で準備していきたい。一戦、一戦、目の前の試合を戦っていきたい」と久次米主将。聖地で思い切りプレーする。