ソフトバンク・石川が八回途中1安打無失点の快投で4勝目
「ソフトバンク3-0日本ハム」(13日、ペイペイドーム)
ソフトバンクが完封リレーで後半戦白星スタートを飾った。
先発した石川柊太投手は7回1/3を1安打無失点の好投。11三振を奪う一方で、球数は93球と文句なしの内容で、今季4勝目(8敗)を挙げた。5月28日の巨人戦以来、77日ぶりの白星を手にした。
エキシビジョンマッチ期間中に投球フォームを見直したことが奏功し、持ち味のカーブの軌道が改善された。さらにフォークの精度も向上した。石川本人も「今年初めてフォークで三振をとったんじゃないかと思います」と試合後に振り返った。
2桁奪三振は今季初。「三振は一つのバロメーター。個数ではなく、取り方ですね。たとえば三振の少ない近藤から取れたり、フォークがしっかり落ちたり。手応えを感じながら投げることができた」と自信を深めていた。
また、3点リードの九回には岩嵜翔投手が登板して1回を打者3人で片づけて、三振も2つ奪った。今季4セーブ目をマークして「エキシビションマッチでの結果、内容があまり良くなかったので、後半戦は監督、コーチに安心して9回のマウンドを任せてもらえるようにという思いで投げました。最初の試合で、3人で抑えることができて良かったです」と充実感を漂わせた。