楽天 監督は“石井節”でねぎらう「見てないんですよね、岸のピッチング」
「西武0-5楽天」(13日、メットライフドーム)
楽天が完封リレーで後半戦初戦を勝利で飾った。これで前半戦から3連勝とした。先発・岸は八回1死まで無安打投球を見せる快投で、5勝目を挙げた。
七回を終えた時点で107球だった岸。「本当に疲れていた」というが、2014年5月2日・ロッテ戦以来、自身の2度目のノーヒットノーランを意識して八回のマウンドに立った。
結果的に愛斗に右前打を浴び、7回1/3を1安打無失点、113球で降板となったが、「なんとかあの回(八回)を投げきりたかったですけど、しょうがないかなと思います」と悔しがるそぶりはなかった。
石井監督は好投の岸に対し「見てないんですよね、岸のピッチング。特に意味はないんですけど、一回の裏を見て、ヒット1本打たれるまで見ないようにしようと思っていたら、ずっと打たれなかったので、そのまま見てなくて…。一回と最後だけ見ました」と“石井節”を交えながらも「あそこまで岸がよくふんばってくれた」とねぎらった。