ソフトバンク・東浜 自己最多11K!連勝発進 前半戦2勝の男が復調「いい感覚」
「ソフトバンク2-0日本ハム」(14日、ペイペイドーム)
面白いようにストライクを重ねた。ソフトバンク・東浜は今季最長の8回を投げ、9年目で自己最多となる11三振を奪った。「出来過ぎじゃないか。あまり三振を取るピッチャーじゃないので」と謙遜したが、「いい感覚が増えているのは事実」と語った。
一回は2安打され2死二、三塁のピンチ。ここで渡辺から内角速球で見逃し三振を奪って波に乗る。四、五回は3番・高浜から6者連続三振に仕留めた。4番の近藤に対しては四回は外角のカーブ、七回は内角のカットボールで2打席連続見逃し三振と、変化球をうまく使って封じた。
右肩の不調で出遅れた今季、前半戦は2勝にとどまり「全てが物足りなかった」と振り返る。中断期間はキャンプ中のように体を追い込み、投球練習を行わない日も、ブルペンで毎日傾斜を使った動作を確認。「土台をつくり直してきた」と自信を示していた。
6月30日以来の白星でチームを後半戦の連勝発進に導き「この1カ月やってきたことがしっかりと出た」とさわやかに笑った。