ソフトバンク 初先発のスチュワートは5回無安打無失点9奪三振で交代
「ソフトバンク-日本ハム」(15日、ペイペイドーム)
ソフトバンクの工藤監督が思いきった継投策に出た。
5回ノーヒット投球の先発・スチュワートに代えて、六回表のマウンドには津森を2番手で送り出した。
この日はもともとベテラン左腕の和田が先発予定だったが、前日14日に左肩のコンディション不良を訴えたために出場選手登録を抹消。その代役としてスチュワートに急きょ白羽の矢が立ったという事情があった。
スチュワートは初回先頭打者を死球で歩かせたが、動揺することなく自分のペースで投球を続けた。以降の打者15人はパーフェクトに抑えて5回無安打無失点、毎回の9奪三振という快投だった。しかし、試合中盤になると立ち上がりに比べて少し球威が落ちていた。
工藤監督は試合前、スチュワートについて「いけるところまで」と話しており、早めの決断を下したようだ。