稲葉監督 恩師の墓前に金メダルを報告へ 「星野さんのところも、野村さんのところも」
東京五輪で金メダルを獲得した野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督(49)が16日、デイリースポーツのインタビューに応じ、恩師である星野仙一氏、野村克也氏の墓前での優勝報告など、感謝のお礼行脚を敢行する思いを明かした。
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-金メダル獲得は野球界の新たなスタート。競技人口を増やすために大事なことは。
「野球の面白さや難しさ、野球を通じてどういうことを学べるのかを、どんどん選手に発信してほしい。今回、金メダルを獲得したことで、子供たちが最終的にトップ代表で世界と戦いたい!となればうれしいね」
-星野仙一氏、野村克也氏ら恩師にもいい報告ができる。
「少しでも恩返しというか、いい報告ができればと思っていた。本当に見守ってくれていたと思う。また(お墓参りに)行こうと思っています。星野さんのところも、野村さんのところも。12球団へのあいさつ回りも行こうと思っている」
-契約期間は9月まで。これからは感謝のお礼行脚で多忙に。
「これだけ多くの方に支えていただいたのでね。最後までやれることをしっかりやっていきたいと思う」