専大松戸・持丸監督 73歳の老練タクト 1死一、三塁から重盗成功 自身3校目の聖地星

 「全国高校野球選手権・1回戦、専大松戸6-0明豊」(16日、甲子園球場)

 専大松戸(千葉)の持丸修一監督(73)が老練なタクトで勝利を引き寄せた。初回に相手の暴投で先制すると、なおも1死一、三塁から重盗を仕掛けて成功。適時打なしでの2得点に「目指していた野球の一端を示してくれた」とナインをねぎらった。

 掛ける言葉で選手を勇気づけた。「(明豊が)優勝候補だという話は知っていたんですけど、試合に入ったらそんなのは関係ないからどんどん行こう」と指揮官。ファーストストライクを捉える積極的な攻めが奏功し、快勝へとつながった。

 竜ケ崎一、藤代、常総学院と率いてきたすべてのチームを甲子園へ導いてきた。この日挙げた専大松戸の勝利で自身3校目となる聖地星。「感無量ですね」と響いた校歌をかみしめ、感慨に浸った。

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