異例の甲子園 NHKアナは傘を差して実況 試合は降雨コールドで大阪桐蔭が勝つ

 8回、打者が東海大菅生・金谷の時に試合は中断(撮影・佐々木彰尚)
 8回表で降雨コールドが宣言された甲子園(撮影・佐々木彰尚)
 激しい雨のため、8回で試合が中断した甲子園(撮影・坂部計介)
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 「全国高校野球選手権・1回戦、大阪桐蔭7-4東海大菅生」(17日、甲子園球場)

 八回途中で降雨中断後に試合が成立。6度目の夏頂点を目指す大阪桐蔭が3本塁打の一発攻勢で雨中の激戦を制した。

 開幕日から雨が重なった影響などで日程消化が危ぶまれており、試合を強行。激しい雨が降るなかで、異例のコンディションの中での試合となった。

 試合は大阪桐蔭が3点リードの八回1死一、二塁としたところで中断。打者のバットがすっぽ抜け、ゴロが転がらず、試合にならなくなった。試合を中継したNHK実況の北嶋右京アナウンサーは自身で、解説の川原崎哲也氏には隣でスタッフが傘を差しながら雨対策するほどの状況だった。

 その後、北嶋アナは「なかなか雨が弱まらない状況。試合は降雨コールドとなりました」と実況。降雨コールドにより試合終了を伝えた。解説の川原崎氏は「この悔しさを次に生かしてほしい」と、東海大菅生ナインを思いやった。

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