楽天・早川4敗目 6回10安打3失点「苦しい展開にしてしまった」悔やむ先制点
「楽天0-3ソフトバンク」(18日、楽天生命パーク宮城)
約2カ月ぶりの1軍公式戦登板に臨んだ楽天の先発・早川隆久投手(23)が、6回10安打3失点で降板。4敗目を喫した
序盤、ソフトバンク打線につかまりながらも粘投を見せたが、打線の援護もなく、8勝目を逃し「結果としては6回3失点ですけど、内容としては初回の失点が相手を楽にさせたと思いますし、苦しい展開にしてしまいました」と悔しがった。
初回は2死から3番・柳田に遊撃への内野安打で出塁を許すと、続く栗原に右翼線への適時二塁打を浴び、先制を許した。侍ジャパンコンビにしてやられ、さらに2死三塁からデスパイネに中前適時打を食らった。
二回にも2死一、三塁から柳田に右前適時打を浴びた。内外野手の間に落ちるポテンヒットやボテボテの内野安打など、不運な当たりも多かったが、序盤は全体的にボールが高かった。
それでも中盤からはピンチを背負いながらも、要所を締めるピッチング。四回と六回の得点圏に走者を置いた場面では、柳田を共に二ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。
左腕の疲労蓄積の影響もあり、6月20日・オリックス戦以来の1軍公式戦登板となっていた。