オリックス吉田正サヨナラ犠飛 山本由伸は9回3安打1失点で10勝目
「オリックス2-1西武」(20日、京セラドーム大阪)
首位オリックスが吉田正のサヨナラ犠飛で劇的な勝利を飾った。
同点で迎えた九回、西武の守護神・平良からジョーンズの四球、福田、宗の連打で1死満塁とし、吉田正が初球真ん中に入る甘い球を強振。中堅フェンス際に高々と決勝打を放った。
エース山本由伸は9回3安打1失点完投。10勝目を挙げた。
山本は三回に岸に左越え本塁打を浴びたが、四回以降は無安打に抑える投球。10奪三振を奪う圧巻の内容だった。
打線は三回、吉田正が同点適時打を放ったが、勝ち越しの1点が奪えないでいた。八回は吉田正、杉本の連打で無死一、二塁としたが、後続が倒れていた。引き分け寸前の最終回に勝利をもぎ取った。