甲子園 12日目は近畿勢3校が登場 すでに2校が8強【見どころ】
第103回全国選手権大会は25日、大会12日目を迎える。この日は3回戦4試合が行われ8強が決定。智弁学園、神戸国際大付、近江と近畿3校が登場する。
【第1試合】日本航空(山梨)-智弁学園(奈良)
日本航空は2試合連続完投中のバデルナ・フェルガス投手(3年)が好調。エース左腕の活躍でチーム初の8強入りを目指す。智弁学園は今秋ドラフト候補の前川右京外野手(3年)が聖地で覚醒。2回戦・横浜との試合では3安打4打点の活躍。勢いに乗り、チームをけん引する。
【第2試合】松商学園(長野)-明徳義塾(高知)
初戦の高岡商戦では17得点と打線を爆発させた松商学園。2回戦は東北学院の出場辞退により不戦勝と試合間隔はあいたが、強打で8強入りを狙う。明徳義塾は2回戦でノースアジア大明桜の最速157キロ右腕・風間球打投手(3年)を攻略。名将・馬淵史郎監督の采配にも注目が集まる。
【第3試合】神戸国際大付(兵庫)-長崎商(長崎)
神戸国際大付は2回戦で完投&本塁打と二刀流で躍動した阪上翔也外野手(3年)がチームの中心。九州勢で唯一16強に残っている長崎商は2回戦で15安打を放った強力打線が持ち味。
【第4試合】盛岡大付(岩手)-近江(滋賀)
盛岡大付は2試合22安打、3本塁打と猛打を誇る。近江は2回戦でV候補だった大阪桐蔭を破る大金星。“必勝パターン”の最速146キロの2年生右腕・山田陽翔投手と最速148キロ右腕・岩佐直哉投手(3年)の継投で試合を作る。