オリックス Vへの秘密兵器・バルガスが強烈“デビュー” 2軍戦で7K153キロ
「ウエスタン、阪神5-1オリックス」(24日、鳴尾浜球場)
オリックスの新外国人、セサル・バルガス投手(29)=前BCリーグ・茨城=が24日、ウエスタン・阪神戦の四回から登板。MAX153キロの直球を中心に3者連続三振など3回2/3を2安打無失点、7奪三振と鮮烈なNPBデビューを飾った。
四回2死から江越を得意のスライダーで空振り三振。東京五輪にはメキシコ代表として参戦し、日本戦ではこの宝刀で村上を空振り三振に斬った。
「初登板にしてはすごく良かった。独立リーグよりも環境がやりやすいね」
登板後には舞洲に戻ってトレーニング。「トレーニングを積み重ねれば155キロくらいまで上がると思う」
先発、リリーフどちらもいける右腕。「準備万端。いつでもいけます」。25年ぶり優勝への秘密兵器は、1軍デビューを心待ちにした。