智弁学園が10年ぶりの8強 主砲・前川「ベンチで岡島に力を抜けと言われ」2戦連発

 力投する智弁学園・小畠(撮影・北村雅宏)
 9回、2ランを放った智弁学園・前川は満面の笑みで拳を握る(撮影・北村雅宏)
 9回、2ランを放つ智弁学園・前川(撮影・北村雅宏)
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 「全国高校野球選手権・3回戦、智弁学園7-1日本航空」(25日、甲子園球場)

 智弁学園が逆転勝ちし、2011年以来10年ぶりにベスト8進出を決めた。先発・小畠一心投手(3年)が好投。打線も主砲・前川右京左翼手(3年)の2試合連続の本塁打などで終盤に突き放した。チームは春夏通算40勝。

 智弁学園は1点を追う六回、長短打と四球で無死満塁とし、4番・山下陽輔三塁手(3年)の併殺打の間に1点を返し同点。さらに相手の失策で勝ち越しに成功した。

 七回に1点を加えると、九回には前川が右中間の最深部へ2ランを放つなど4点を挙げて試合を決めた。前川は本塁打の打席を「スライダーで、外角の変化球が全く打ててなかったので意識していた」と胸を張った。ベンチで岡島に「力んでてバットが出てないから力を抜いていけ」とアドバイスされ、気持をリセットして打席に入ったという。

 日本航空は初回に足を絡めて幸先良く先制したが、結局3安打。先発のバデルナ・フェルガス投手(3年)も好投したが、智弁学園の強力打線を抑え切れなかった。

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