神戸国際大付が逆転サヨナラ夏初8強 西川が劇打 近畿勢今大会4校目の準々決勝進出
「全国高校野球選手権・3回戦、神戸国際大付6-5長崎商」(25日、甲子園球場)
神戸国際大付が延長十回、劇的な逆転サヨナラ勝ちし、夏の甲子園初のベスト8に進出した。近畿勢4校の8強入りは1951年以来となった。
神戸国際大付は1点を追う延長十回、2死二、三塁とし、4番・西川侑志捕手(3年)が強烈な打球で三塁手の横を破り、2人が生還した。
神戸国際大付は初回に2点を先行されたが、二回に西川が左越えにソロ本塁打。四回には相手の野選で2-2の同点にした。
七回には武本の2点タイムリーを挙げ勝ち越した。しかし、八回に追いつかれ延長戦に突入。延長十回に1点を奪われ、後がない状況をひっくり返した。
長崎商は初回に5番・城戸悠希投手(3年)が2死二、三塁から右前打し、2点を先行。8回には1番・大坪迅三塁手(3年)の適時打と相手のエラーで追いついた。延長十回にも大坪がタイムリーを放ち、1点を勝ち越したが、その裏の守備をしのぎきれず。69年ぶりの8強はならなかった。