明徳義塾・馬淵監督「野球の神様と甲子園の風が味方してくれた」【一問一答】
「全国高校野球選手権・3回戦、明徳義塾2-0松商学園」(25日、甲子園球場)
明徳義塾(高知)が松商学園(長野)を完封で破り、2016年以来の8強進出。1点リードの六回、加藤愛己捕手(3年)が大会第28号となるソロ本塁打を放ち、貴重な追加点を奪った。捕手としてもエース・代木大和投手(3年)の甲子園初完封をアシストするなど、攻守に存在感を示した。馬淵史郎監督は完封した代木を絶賛。26日の準々決勝・智弁学園戦へ意気込みを語った。
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-代木が完封した
「初回、先頭打者を四球で出したときは、うーんという感じだったが。カウントを取りに行くストレートが非常に低い、ボールもきていた」
-投球からエースの意地を感じた
「あったと思う。きょうは勝ち投手になれ、とハッパをかけておったんです。なんとか三回までは0点、できれば六回まで0点がいいけど、と冗談でいっていたが、よく投げてくれた」
-代木はどんな選手か
「よく練習するし、人間が素直。だから野球の神様が味方してくれるんですかね。そう思っています」
-本塁打2本で勝った
「きょうは風が勝敗を左右する、ということは選手に言ってあった。代木の押し戻されてギリギリ入ったのと、加藤も風に押してもらった。たまたま、野球の神様と甲子園の風が味方してくれたのかな」
-準々決勝は智弁学園に
「どっちみち甲子園で勝ち進んだらどこかでは当たる相手。全力でぶつかっていきたい」