日本ハム 中田翔会見 なぜ北海道で行わず?フロントが謝罪、釈明

 日本ハムの岩本賢一チーム統括本部副本部長が、27日に放送されたHBCラジオ「朝刊さくらい」に電話出演。日本ハムから巨人に移籍した中田翔内野手の話題に関連し、一連の球団対応に批判が集まっている件について釈明した。

 パーソナリティーから、「何で北海道で(中田が会見して)暴力問題を起こしたこととか、移籍のこととかファンの皆さまにお話くださらなかった?」と問われた岩本氏は「ファイターズを今まで応援して下さった、大部分の方が同じお気持ちでおられると思います。そのことに関して我々の趣旨というか気持ち、ファンの方々の思いが一致しなかったことは、本当に申し訳ないと思っております」と謝罪した。

 中田は同僚への暴行行為で、日本ハムから11日に無期限の出場停止処分を受けた。その後、20日に巨人への移籍が発表され、同日に巨人事務所で会見を行った。

 この流れに、ファイターズのスーパースターであった中田が北海道のファン向けに会見がなかったとして、日本ハムの対応にも批判が集まった。岩本氏は「北海道で謝罪したくない、中田がコメントを出したくない、ファイターズが北海道で何かをしたくなかったということではなかったのですが、先方球団との話し合いのなかで東京で、ジャイアンツの一員として入団会見するときに一緒に謝罪を、という話になりました」と説明。続けて「今はおそらく何を言ってもご納得いただけないと思うし、うまく説明はつかない部分がありますが、これは申し訳ないですが、いろいろな事情があって東京で行うことになりました」と語った。

 この批判はファンが一生懸命に応援していたからこそだと問われると、「ファンの皆さまに申し訳なかったというのは嘘偽りなく思っていることですし、そこに関して何も感じていないということはない、ということだけは言えます」と、球団の思いを代弁した。

 球団には「ファンを退会したい」「一切ファイターズを応援しない」というコメントも届いたという。岩本氏は「そうしたことを思わせてしまったのはファイターズ側に非がある。どこまで回復できるか分かりませんが、ファイターズの姿勢をみせていって、いつの日か離れてしまわれたファンのお気持ちを取り返せるように頑張るしかないなと思っております」などと語った。

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