甲子園決勝は初の智弁決戦 ユニもほぼ同じの兄弟校 その違いは?【解説】
夏の甲子園決勝は智弁和歌山-智弁学園(奈良)となり、史上初の“智弁決戦”となった。両校の対戦は甲子園では19年ぶり2度目。この時は智弁和歌山が7-3で勝利している。近畿大会を含めると、公式戦では2勝2敗だ。
両校の開校は智弁学園が1965年、智弁和歌山が1978年。甲子園出場の経験も智弁学園のほうが早く、1968年夏に初出場を果たしている。ただ、甲子園の優勝経験は智弁和歌山のほうが多く、春1度、夏2度。智弁学園は夏初優勝を目指す。
02年の対戦でも話題になったが、両校とも朱赤の「智弁」の文字が特徴のユニホームはほとんど見分けもつかない。ただ、メーカーが違うため、文字の形状は若干異なる。左腕に付いている校章は智弁が濃紺、智弁和歌山は紫を基調としている。
ちなみに両校は修学旅行先も同じで、一緒に行くという。
▽甲子園主な成績
【智弁学園】
初出場…1968年夏
春最高成績…2016年優勝
夏最高成績…1995年4強
【智弁和歌山】
初出場…1985年春
春最高成績…1994年優勝
夏最高成績…1997年、2000年優勝