甲子園で智弁対決 前回02年は人文字、「アフリカン」も同じで応援

 夏の甲子園決勝は智弁和歌山-智弁学園(奈良)となり、史上初の“智弁決戦”となった。ツイッターでは「明日の智弁対決はどっちがどっちか分からなくなりそう」「非常にわかりづらい対戦」など、ほとんど同じというユニホームに注目したトレンドワードが上昇した。

 両校は2002年の第84回大会3回戦で対戦して以来の甲子園再戦。この時は智弁和歌山が7-3で智弁学園を下している。

 当時は一塁側が智弁学園、三塁側が智弁和歌山だった。スタンドの応援席の人文字はともに白地に赤で「C」が描かれ、「アフリカンシンフォニー」など共通のブラスバンド曲で応援が繰り広げられた。

 【2002年8月19日付デイリースポーツ紙面より】

 甲子園球場の一、三塁側に同じ人文字が描かれた。前日に両校が話し合い、両校の伝統である「C」の人文字を双方が行うことを確認。一塁側アルプスでは智弁学園、三塁側では智弁和歌山のそれぞれ9000人が白地に赤で「C」を描いた。

 アルプス席に応援に訪れた人数は智弁学園が3300人に対し、智弁和歌山が3000人。「創設が早くOBが多い分」(両校関係者)、智弁学園に軍配が上がった。一塁側で観戦した智弁学園の藤田照清校長(当時)は、両校の理事長でもあるだけに「どっちも勝たせたい」と複雑そうな表情を浮かべていた。

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