智弁決戦に選手も苦笑い「ユニホームがどっちか分からないと思いますが」

智辯和歌山の中西(左)と智弁学園の小畠
智辯和歌山(左)と智弁学園の朱赤の文字
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 「全国高校野球選手権・準決勝、智弁学園3-1京都国際」(28日、甲子園球場)

 智弁学園(奈良)が先発・小畠一心投手(3年)の価値ある3ランを守り切り、初の決勝に進んだ。奈良県勢の決勝は1990年、優勝した天理以来。決勝は智弁和歌山との“智弁決戦”となった。

 両校の対戦は甲子園では19年ぶり2度目。この時は智弁和歌山が7-3で勝利している。近畿大会を含めると、公式戦では2勝2敗だ。

 投げて打って、大活躍の小畠は智弁決戦の話題を振られると苦笑い。「ユニホームが似ているので、どっちか分からないと思いますが、智弁学園、奈良が本校なので負けるわけにはいかない」とうなずいた。

 智弁学園にとっては、夏の甲子園で初優勝がかかる。小坂監督は「あまり意識してもよくない。6つ目(6試合目)の壁を超えられるように」と表情を引き締めた。

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