日本ハム ドラ1伊藤がプロ初完封 前回登板の反省生かす「要所を締められた」
「西武0-6日本ハム」(29日、メットライフドーム)
日本ハムのドラフト1位・伊藤大海投手がプロ初完投初完封で、チームトップの8勝目を挙げた。試合前まで2戦2敗と苦戦していた西武打線を相手に、ストレート、スライダー、チェンジアップなど緩急を使い4安打に封じ込み、一度も三塁を踏ませなかった。
東京五輪で大活躍し、知名度は一躍全国区となった。だが、後半戦初登板となった21日の楽天戦では5回6失点で黒星を喫した。「オリンピックが終わって帰ってきて、改めて自分のレベルの低さを感じた。1イニング目に修正しきれないのはあってはならないこと。そういう部分では要所要所をしっかり締められたかなと思います」と課題を修正して臨んだこの日の投球を満足げに振り返った。
また、8月31日に24歳の誕生日を迎える。「人としてもしっかり成長できるように。野球だけじゃなくて大人に。社会人として、しっかりやっていけたらと思います」と抱負を語った。