日本ハム・栗山監督 プロ初完封の伊藤を称賛「修正能力があるのは素晴らしい」
「西武0-6日本ハム」(29日、メットライフドーム)
日本ハムは、投打がかみ合い快勝。2勝1分けで今カードを勝ち越した。
打線は0-0の四回に、無死満塁の好機で好調の王柏融が走者一掃の3点二塁打を放ち先制。石井も適時打で続き、この回に一挙4点を先取した。さらに五回には近藤の犠飛、九回にも相手のミスから加点した。
先発したルーキー伊藤も終始安定した投球で自己最多の134球を投げ抜きプロ初完投初完封。西武とは今季3戦目にして初勝利を挙げ、チームトップの8勝目をマークした。
好投した伊藤について、栗山監督は「うまくバランスよく投げていた。1点取られるまではと思っていたけど、よく投げた。あれだけ修正能力があるのは素晴らしい」と手放しで称賛。この西武3連戦で21得点と、ようやく打線も上向き傾向となっているが、「やっぱりもっとね。昨日の勝ちきれなかったのもしっかり受け止めてやらないといけない」と気を引き締め直した。