オリックス 吉田正離脱ショック?で連敗
「ソフトバンク12-4オリックス」(5日、ペイペイドーム)
“マサタカ・ショック”がチームを直撃した。ここまで首位をひた走るオリックスを引っ張ってきた吉田正が、出場選手登録を抹消された。
3日の同カードで左足を痛め、4日、福岡市内の病院で「左ハムストリングスの筋損傷」と診断されていた。その4日は代打出場も、バットを振らずに見逃し三振。
5日になって、抹消という判断に至った。これで連続試合出場記録も4日までの512試合で止まった。それ以上に痛いのが、主力を欠くことになったチームだ。
二回には若月の4号2ランで先制と幸先はよかったが、先発の増井が直後に1点返されると、四回にはリチャードに逆転満塁弾を献上するなど3回1/3で7失点と炎上。さすがにこれを跳ね返す力はなかった。
その後も失点を重ね。オリックスは6月19日以来の2位陥落ピンチでの大敗。
中嶋監督は、吉田正の故障に関し「将来のある選手。ここで無理は絶対にさせない」と、完全に治るまで待つことを明言。
同時に、主砲の「代わりはいないから。少しでも、1点でも少なく。ピッチャーに頑張ってもらわないと」と、このところ大量失点が続く投手陣、特に先発投手の奮起に期待を寄せた。