オリックスWショック首位陥落 吉田正抹消&投壊12失点 2戦連続の2桁失点

 「ソフトバンク12-4オリックス」(5日、ペイペイドーム)

 主砲の離脱が落とした影が、チーム全体を暗く覆った。オリックスは2試合連続2桁失点での大敗で、首位から陥落した。

 試合前には、3日の走塁時に足を痛めた吉田正の出場選手登録抹消が発表された。4日は代打出場もバットを振ることなく三振。この日になって、抹消を決断せざるをえない状況となった。

 この危機に、二回こそ若月の2ランで先制し「この後も必死にプレーして」と、全員で吉田正の穴を埋める気概を示した。しかし投手陣が、その思いを体現できない。先発・増井が直後に1点を失うと、四回にはリチャードの逆転満塁弾もあり6失点。七回には5番手のバルガスがリチャード、牧原大に本塁打を許すなどさらに4失点と、その後もソフトバンク打線に、いいように打ち込まれた。

 中嶋監督は吉田正について「将来がある選手。無理は絶対にさせられない」と完治最優先を明言。ここからは「(吉田)正尚の代わりはいないから。1点でも少なく抑える。ピッチャーに頑張ってもらわないと」と、守り勝つ野球で主砲復帰を待つ覚悟を決めた。

 ロッテが日本ハムを下し、6月19日以来となる2位転落。ここからは守って、守り抜いて優勝争いに食らいついていく。

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