日本ハム・伊藤 早川とドラ1初対決「意識はしない」五輪戦士・浅村を警戒
7日の楽天戦(札幌ド)に先発する日本ハムの伊藤大海投手(24)が6日、相手先発・早川とのプロ入り後初のドラ1対決に向けて意気込んだ。
「そんなに意識はしない。でも、相手の先発より先にマウンドを降りたくないと、いつも思っています」
大学日本代表では同じ釜の飯を食った仲。最近の早川の姿がやせたように見え「大丈夫かな、疲れてるのかな」と気遣ったが、試合になれば話は別だ。
今季チームは早川に対して3戦3敗と苦戦しているが、伊藤は自分の仕事に集中する。東京五輪でともに金メダルを獲得に貢献した浅村が最大の警戒対象で「すごみを感じた。奥行きもうまく使わないと難しい」と封じ込むための策を練る。
ここまで新人トップの8勝をマークし、今後の活躍次第では新人王も視野に入る。「もちろん取れるに越したことはない。評価されるように後半もしっかり投げ抜きたい」。現在の最有力候補は11勝を挙げるオリックス2年目の宮城。ギアを上げて、その背中を追いかける。