「日本ハム４－２楽天」（７日、札幌ドーム）

　楽天・石井一久監督が５回５安打４失点で５敗目を喫した先発・早川について「ちょっと精度が低くなっている球が多く見られる」と指摘した。

　左腕は序盤は無安打投球を見せたが、四回に近藤、佐藤の適時打で２点の先制を許すと、同点の五回にも近藤に２点適時打を浴びて、決勝点を与えた。指揮官は「点取られて、取って、また取られるっていう、あそこの展開で２点取られたっていうのは取られ方が良くないですよね」と、追いついてもらった直後の五回に再び失点してしまった点に言及した。

　それでもまだ大卒１年目の左腕。石井監督は「まだ出てくる課題を一つずつ、つぶしていく作業の選手なので、こうしてくれ、ああしてくれ、抑えてくれっていうこと自体が酷だと思います。まぁでも同じことを何度もすることは避けてほしいので、そこら辺は成長していってくれればと思います」と奮起を促した。