オリックス・杉本“ロッテ戦12号” 9月3本目!キング1本差迫った
「オリックス2-2ロッテ」(9日、ほっともっと神戸)
オリックス・杉本が9月3本目となる24号。キング争いでソフトバンク・柳田、ロッテ・マーティンに1本差に迫った。
1点リードの六回、3ボールから石川の145キロを右翼中段に運ぶ特大の一発。これがロッテ戦12発目。61打数25安打の打率・410、20打点という驚異のキラーぶりだ。
「そんなに意識せずにいつも通り試合に臨みました。最近、点が取れずに投手に申し訳ない試合が多かったので3ボールになりましたし、甘い球だけ絞っていったらたまたま本塁打になってくれた」
この試合から右太もも裏を痛めていたT-岡田が緊急昇格。4番に入った。
「個人としてはT(-岡田)さんがいるってだけで頼もしい。それだけで気楽に打席に入れる」
この一発で2年ぶりのチーム100本塁打に到達。リーグ一番乗りは07年以来だ。
「大事な試合が続く。大事なところで打てるように頑張りたい」
チームは九回に追い付かれて引き分けとなり、首位攻防3連戦は1勝1敗1分け。次こそ浮上への一発を放つ。