「日本ハム－ソフトバンク」（１１日、札幌ドーム）

　日本ハムが、１イニング球団最多タイ記録に並ぶ１１得点をマークした。

　初回。先頭の浅間が敵失で出塁すると、２四死球で１死満塁の好機が到来。ここで王柏融の左翼線適時二塁打で先制すると、高浜も中前への２点適時打で続いた。さらに清水の犠飛、西川の３点三塁打、野村の中前適時打などで得点を重ねた。

　試合前まで今季は４試合の対戦で、石川に対して防御率１・２１と苦戦してきた。だが、この日は０回２／３を５安打１０失点で早々にＫＯした。

　先制の適時打を放った王柏融は、「来たボールをしっかりコンタクトすることだけ考えて打席に入りました。うまく打つことができてよかったです」とコメント。１打席目で凡退し、２打席目で３点三塁打を放った西川は、「ひとりで１イニングに２回アウトにならんでよかったです」と喜んだ。