ドラフト候補の日大・赤星が1部リーグ戦初登板初完封 12球団スカウトにアピール
「東都大学野球、日大3-0国学院大」(13日、神宮球場)
7季ぶりに1部復帰した日大が今春の優勝校・国学院大を破り、開幕戦を制した。今秋ドラフト候補の最速152キロ右腕・赤星優志投手(4年・日大鶴ケ丘)が9回4安打に封じ、1部リーグ戦初登板初完封。「最後まで投げ切りたいと思っていた」とエースが好発進に導いた。
「真っすぐよりもカットボール中心に組み立てて」と、打たせて取る投球で強力打線を手玉に取った。八回2死満塁のピンチにも同じく今秋ドラフト候補の国学院大・福永をカットボールで三ゴロ。奪った三振は3つながら、的を絞らせない快投でスタンドに集まった12球団スカウトへ猛アピールした。