DeNA・桑原 史上35人目2戦連続先頭弾 ・317で首位打者浮上
「DeNA6-0中日」(20日、横浜スタジアム)
プレーボール直後、打球はファンのどよめきとともに左翼席へとグングン伸びた。DeNA・桑原がプロ野球史上35人目となる、2試合連続の先頭打者本塁打を放った。
初回無死、小笠原の初球を迷いなく振り切った先制の12号ソロ。「狙い球だけを待って、100でいきましたね」と納得顔を見せた。二回1死一、二塁では左翼への適時二塁打。六回2死二塁では内野安打で今季11度目の猛打賞で、打率を・317とし首位打者に立った。
前半戦は落球など凡ミスもあったが、1番に定着。三浦監督とは「いつでも代えたるぞ」と冗談を交えながら話すこともあった。桑原は「危機感を持ちながらプレーしている」と今のポジションを離すつもりはない。
3連勝でチームは今季初の単独4位に。ハマの背番号1が、チームの上昇気流の原動力となっている。