日大・赤星2戦連続完封 ドラフトへ評価グングン上昇

 「東都大学野球、日大1-0中大」(21日、神宮球場)

 1回戦3試合が行われ、日大、亜大、国学院大がそれぞれ先勝した。日大は最速152キロ右腕で今秋ドラフト候補の赤星優志投手(4年・日大鶴ケ丘)が、2試合連続完封で自身2連勝。亜大はプロ注目の松本健吾投手(4年・東海大菅生)が6回3安打1失点と試合を作り、今季初勝利を挙げた。

 ドラフト会議が迫る中、赤星が高い次元の安定感で評価をグングン上げている。開幕戦だった13日の国学院大戦に続き、2戦連続でスコアボードに9つ0を並べた。3安打無失点8奪三振と文句なしの内容。2部から昇格したシーズンで堂々の投球を披露している。

 投球の引き出しが多彩だ。前回登板で武器としたカットボールから、この日は「すごいよかった」とツーシームを多投。シュート気味の変化と沈む変化の2種類を使い分け、阪神を含むNPBスカウト陣の前で五回1死まで無安打に封じた。

 面白いようにボールを操る。視察したロッテの永野育成・スカウト部長は「左バッターの外角には抜群のよさがある」と制球力を称賛。投球術で勝負する右腕は、投げるたびに自信を深めている。

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