“中田問題”で斉藤コミッショナー「ルールに従って事務的な処置をした」オーナー会議
プロ野球のオーナー会議が22日、オンラインで開かれ、今季の新型コロナウイルス対策などが報告された。また、会議冒頭では日本ハム・畑佳秀オーナーが、同僚選手への暴行で無期限出場停止を受けた後に巨人へ無償トレードとなった中田翔内野手(32)を巡る一連の騒動を陳謝した。
中田は同僚選手への暴行により日本ハム球団から8月11日に無期限出場停止の処分を受け、同20日に巨人との無償トレードが成立。同日をもって日本ハム側によって出場停止処分が解除された。
トレードにより出場停止処分の期間が短くなったが、会議後の会見で斉藤コミッショナーは「コミッショナーの立場で、あの案件へのアクションなどはかなり限定されている。(日本ハム側の)出場停止をみなさんに伝達し、解除申請をみなさんに開示する。これがルールにのっとったコミッショナーの仕事。淡々とルールに従って事務的な処置をした」と説明した。