日本ハム・伊藤10勝目お預け 逆転負けに「食い止めきれなかった」

2桁勝利を目指し、力投する日本ハム先発・伊藤(撮影・坂部計介)
7回、降板する伊藤(撮影・坂部計介)
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 「オリックス5-3日本ハム」(22日、京セラドーム大阪)

 日本ハムの先発・伊藤大海投手は6回1/3を8安打4失点で6敗目。球団では06年の八木智哉以来、15年ぶりとなる両リーグの新人最速での2桁勝利は持ち越しとなった。

 最速152キロの直球を軸に変化球もさえ五回まで三塁を踏ませぬ盤石の投球だったが、3点リードの七回に暗転した。先頭のT-岡田から3連打で満塁のピンチを招くと、9番の伏見に決め球のスライダーを左前に運ばれ失点。ここで降板すると、後を受けた救援陣が失点を重ねた。

 伊藤は自らの投球を振り返り、「3点もらっていて、勝ちきれないのは先発の責任。(七回の場面は)やっぱり先頭を出すと、ああいう結果になる。食い止めきれなかった」と反省した。

 次回登板に向けて、「1勝することの大変さを改めて思い知った。気を引き締めて、登板数も少なくなってきているので、なんとか次は勝てるように頑張りたい」と語った。

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