日本ハム・栗山監督「さすが。5回ぐらい言いたい」8回1失点の上沢を絶賛
「ソフトバンク1-4日本ハム」(24日、ペイペイドーム)
日本ハムが一発攻勢で連勝。ペイペイドームでは6月18日以来、6試合ぶりの勝利となった。
先発の上沢は8回3安打1失点で18年以来3年ぶりの10勝目をマーク。直球を軸に多彩な変化球をちりばめ四回まで無安打投球。八回には甲斐にソロを浴びたが、終始危なげない投球だった。
打線は、初先発だった杉山の前に四回まで無安打と苦しめられたが、五回にR・ロドリゲスの4号ソロで先制。これがペイペイドームでは6月20日以来、40イニングぶりの得点となると、八回には近藤の8号ソロで加点。九回には守護神・森から、清水が3号2ランを放ちダメを押した。
栗山監督は上沢の投球内容について、「さすが。さすがですね。5回ぐらい言いたい」と称賛。先制ソロを放ったR・ロドリゲスには、打撃面では評価しつつも、「それよりも、あの守備の方が気になるよな、みんな」と、失策は記録されなかったものの七回の守備時での打球処理のまずさにチクリ。それでも「(清水)優心も前に進んでいるし、モイネロから、狙いにいってホームランを打つのは素晴らしい。近ちゃんさすがです」と投打のかみ合った好ゲームを振り返り、終始冗舌だった。