オリックス 杉本が単独キング28号も連敗 首位ロッテも敗れゲーム差変わらず

 「オリックス3-4楽天」(24日、京セラドーム大阪)

 敗戦の中、ラオウが意地の一発で魅せた。3点を追う八回1死一塁。オリックス・杉本は1ボールから則本昂の145キロを捉えると、打球は中堅5階席まで届く特大の28号2ランになった。

 「打ったのは変化球です。打った瞬間の感触もよかったですし、監督に室内のケージでバッティングを打つように言っていただいて、その(練習の)おかげでコンパクトにスイングして打つことができたんだと思います」

 中嶋監督が2軍監督のときから続く師弟関係。打てないとき、絶妙のタイミングでもらうひと言に救われてきた。ここ2試合で5三振と、陰りが見えたところでの助言。目覚めたバットで、ソフトバンク・柳田と並んでいた本塁打争いで再び単独トップに立った。

 だが、4番の一発も届かず痛い連敗。しかも、快進撃を支えてきた宮城にまたも黒星が付いてしまった。中嶋監督は試合後「(則本昂は)難しい投手ですからなかなか連打はない。効果的な1本というところの差ですかね」と適時打の出なかった打線を振り返った。

 首位ロッテも敗れたため、ゲーム差が変わらなかったことが救い。25日は11連勝中の山本を先発に立てる。9月7本塁打の4番とエースで、連敗を止める。

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