日本ハム・栗山監督 2戦連続16三振の打線に注文「ダメな部分は改善していく」

 ソフトバンク打線相手に力投する加藤
 7回に勝ち越しを許し、ベンチで腕を組む日本ハム・栗山監督(左)=ペイペイドーム
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 「ソフトバンク4-1日本ハム」(26日、ペイペイドーム)

 日本ハムは、投打が奮わず連敗となった。

 先発した加藤は6回途中1失点。五回まで2安打に抑えるなどテンポのいい投球を続けていたが、六回にこの日初めて先頭に安打を許し、デスパイネに同点の適時打を浴びた。

 七回以降は中継ぎ陣が踏ん張れなかった。1-1の七回に3番手の井口がリチャードと今宮にソロを被弾。八回は4番手の上原が1死一、二塁のピンチを招き降板すると、後を受けた鈴木健が、犠飛で失点を重ねた。

 打線もつながりを欠いた。前日に続く今季ワーストタイの16三振を喫し、得点は四回に近藤の放った9号ソロのみに終わった。

 井口は試合前まで今季32試合の登板で、防御率1・30と安定して結果を残してきた。この日2発を浴びたとはいえ、栗山監督は「信頼しているピッチャー。そういう時もある」と責めなかった。

 2試合連続で16三振の打線には、「三振の中身が問題。長打を打てる人たちがバットを当てにいっちゃったら、特長が出ない」と冷静に分析しつつ、一方で、「点が取れないことに関しては、みんなで点を取れるようにしっかりやっていくしかない。ダメな部分は改善していく」と語った。

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