ソフトバンクが天敵から4点先取 デスパイネが特大5号「非常に大事な6連戦」
「ソフトバンク-西武」(28日、ペイペイドーム)
ソフトバンクが“天敵”の西武・高橋から4点を先取した。
二回裏だ。先頭の4番・柳田が中前打で出塁し無死一塁。ここで5番・デスパイネが強烈弾をお見舞いした。カウント1-1からの甘い145キロ直球を見逃さなかった。バックスクリーン右へ運ぶ、特大の先制5号2ランとなった。
デスパイネは「真っ直ぐを完璧に捉えることが出来たよ。まず先制することが出来て良かったね。チームにとって非常に大事な6連戦の初戦、勝っていい流れにもっていかなければならないと思う。この後も援護点を獲れるように打っていきたいね」とコメントした。
さらにこの回、2死一塁から9番・甲斐も一発を放った。こちらもど真ん中の146キロ直球をしっかりとらえた。ベンチ前でキャッチボールをしていた千賀も女房役の援護弾には思わず驚いた表情を見せていた。
ソフトバンクは高橋に対して19年5月から9連敗中。今季も過去6度の対戦で3敗を喫している。ソフトバンクにとっては苦手克服へ、幸先のいい立ち上がりとなった。