DeNA、ヤクルト戦だけで借金11 三浦監督「塁にも出れず、チャンスも少なかった」

9回、佐野(7)が見逃し三振に倒れ、静まりかえるDeNAナイン(撮影・伊藤笙子)
5回、打席に向かう奥川(手前)を見つめる三浦監督(撮影・伊藤笙子)
5回ヤクルト2死、青木宣親に満塁弾を打たれて降板し、三浦大輔監督(左)にねぎらわれるDeNA・東克樹=神宮球場(撮影・伊藤笙子)
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 「ヤクルト4-0DeNA」(28日、神宮球場)

 DeNAが今季10度目の完封負けで、今季2度目の7連敗となった。対ヤクルト戦は6連敗で対戦成績も4勝15敗2分となった。DeNA・三浦大輔監督(47)は「点が取れなかったですね。塁にも出れず、チャンスも少なかった。3安打で(相手の)4点は厳しかった」とヤクルト投手陣に脱帽だった。

 2019年8月23日の巨人戦以来、767日ぶりの1軍登板となった東が先発。四回までヤクルト打線を抑え込むも、五回2死満塁で青木に決勝打となる満塁弾を浴びた。東は「思っていたよりも緊張せず投げられ、立ち上がりを無失点で抑えることができリズムに乗って投げられました。ただし、最後の最後に詰めの甘さが出てしまい、得点を与えてしまい悔しいです」と振り返った。

 打線は今季最少タイの3安打。唯一のチャンスは初回2死二塁の場面だけだった。四回以降はヤクルト投手陣の前に二塁すら踏めず、三者凡退は5イニングにも及んだ。

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