DeNA・山崎康晃が侍・稲葉監督退任会見にサプライズ登場「最高の笑顔」に感謝
野球日本代表の侍ジャパンを率い東京五輪で金メダルに輝いた稲葉篤紀監督が30日、退任会見に出席した。会見の後半ではDeNAの山崎康晃投手がサプライズで登場し花束を贈呈した。
質疑応答、選手からのビデオメッセージの後に山崎が登場。少し驚いて笑顔を見せた稲葉監督に花束を手渡し、「本当に素晴らしい形で侍ジャパンを金メダルに導いていただきありがとうございました。野球人口が減少していく中で、野球を通して日本中に最高の笑顔と勇気あるプレーで日本中を引っ張っていただいたことを本当に感謝いたします。こうして、最後に稲葉監督に直接お会いすることができて、本当に光栄に思います」と感謝を伝えた。
会見冒頭のあいさつでは、まず新型コロナウイルス対策に従事する人々への感謝を口にした後で、侍ジャパンの選手、コーチ、スタッフをはじめ、バックアップしてくれた職員、NPBの12球団、アマ野球の各団体、そして強化試合などで対戦した海外のチームに至るまで、すべての関係者に感謝を口にした。最後に、自分の家族へ「私の背中を押してくれて、この4年2カ月の間、私の最大の理解者であり、背中を押し続けてくれた妻、子供たちに心からの感謝を伝えさせてください」と語ると、涙で声を詰まらせながら「本当にありがとう!」と振り絞った。
稲葉監督は2017年7月31日に就任し、契約満了で9月30日付けで退任する。