巨人5連敗“悪夢の9月”でV遠のく 3タテは今季初 不振の中田は2打席交代
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「中日1-0巨人」(30日、バンテリンドーム)
巨人は2戦連続、10度目の完封負けで今季初の3タテを食らった。5年ぶりに中日戦の負け越しが決まった。
貧打に苦しんだ。難敵の大野雄に対して打線がつながらない。二回は無死一塁で6番・中田が初球を打って遊ゴロ。五回は先頭で力のないスイングで遊飛に打ち取られた。原監督は打率・125と低迷する中田を2打席で交代させ、大城を一塁に送り込んだが、流れは変わらなかった。
メルセデスは6回1失点と力投したが打線の援護なく、8勝目はならず。打線はわずか3安打と沈黙。この3連戦はわずか2得点に終わった。
“悪夢の9月”に苦しんだ。これまで原巨人が強さを発揮してきた終盤、9月の戦いでまさかの6勝14敗5分けと大きく負け越し。試合前の時点で首位ヤクルトに5差、2位阪神には4差と優勝争いで大きく後退し、リーグ3連覇は極めて厳しい状況となった。