斎藤佑樹、引退 ハンカチで汗拭く姿で一躍スターに 視聴率も29%超
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日本ハムの斎藤佑樹投手が1日、今季限りでの現役引退を表明した。斎藤は早実から早大に進学し、10年ドラフト1位で日本ハムに入団。プロ通算11年で通算15勝26敗、防御率4・34だった。
斎藤が一躍脚光を浴びたのは06年の夏の全国高校野球大会。田中将大がいる駒大苫小牧と決勝戦引き分け再試合の末、初優勝をもぎ取った。
マウンド上でハンカチタオルで汗をぬぐう姿と、端整な顔立ちが一躍注目を浴び「ハンカチ王子」の愛称がついた。野球中継のみならず、各局のワイドショーもこぞって取り上げ、国民的な人気者となった。
注目度は視聴率となって表れ、引き分けとなった最初の決勝戦は視聴率29・1%という驚異的な数字。決勝戦では横浜の松坂大輔投手が無安打無得点を記録した98年大会の27・9%も上回った。(数字はビデオリサーチ日報調べ、関東地区)