愛媛 西条が四国大会出場決める エース高橋が松山学院を封じる
「秋季高校野球愛媛大会・準決勝、西条2-0松山学院」(2日、坊っちゃんスタジアム)
西条のエース右腕・高橋賢臣投手(2年)が、第1シードの松山学院を相手に、9回を4安打無四球無失点、13三振を奪う快投を見せ、4年ぶり17回目の四国大会出場を決めた。
「思ったところに投げられたし、全体的に低めに投げ切れた」という高橋賢。三回までに8三振を奪い、得点圏に走者を許したのは八回のみ。自己最速は142キロだというが、この日は130キロ中盤の直球に、スライダーなどの変化球もさえた。四国大会出場のかかった大事な試合で「今まで一番良かった」と、自画自賛のベストピッチを披露した。
しかし勝利の余韻もそこまで。3日の決勝、そして四国の強豪との対戦に向けて「甲子園に出ているチームもたくさんいる。きょうよりもいいピッチングをしないと通用しない」と、気を引き締めていた。