金光大阪が決勝進出!13年ぶり近畿大会へ

 「秋季高校野球大阪大会・準決勝、金光大阪12-4星翔」(3日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 金光大阪が10安打12得点の猛攻で星翔を七回コールドで下し、決勝進出。13年ぶりに近畿大会への出場も決めた。

 2点リードの三回に2失策が絡んで一時逆転を許したが、四回に主将で4番の岸本紘一捕手(2年)の中前適時打などで逆転すると、五回には打者一巡の攻撃で一挙7得点を奪って突き放した。

 投げては、前日の準々決勝でも力投したエース・古川温生(はるき)投手(2年)が、7回を4安打4失点(自責点1)で完投。準々決勝で右手首に死球を受けた影響で、今朝まで登板できるか分からない状況だったというが、専属トレーナーの治療のおかげで痛みが和らぎ、自ら「いけます」と監督に志願した。「感謝の気持ちと絶対に近畿大会に連れて行くという強い気持ちで投げた。近畿に出ることを一つの目標にしていたので、素直にうれしいです」とはにかんだ。

 久しぶりの近畿大会出場に、横井一裕監督は「うちが行っていいんですかね。コールドになりますよ…」と苦笑しつつも、「この子らが勝ち得た権利なので、まずは(大阪大会の)決勝までの1週間で一生懸命練習して強くなっていけたら」と意気込んだ。

 金光大阪は、この後行われる大阪桐蔭-履正社の勝者と9日の決勝で対戦する。

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