履正社惜敗 来年退任の岡田監督“宿敵”大阪桐蔭への思い語る「勉強させてもらった」

 「秋季高校野球大阪大会・準決勝、大阪桐蔭5-3履正社」(3日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 履正社が宿敵・大阪桐蔭に惜敗し、決勝を逃した。大阪は上位3チームが近畿大会に出場できるため、9日の3位決定戦で星翔と出場権をかけて対戦する。

 来年3月で退任し、同4月から母校の東洋大姫路に監督として招へいされている岡田龍生監督は、大阪大会での最後の大阪桐蔭戦を終え「コールドになるかと思ってたので、9回まで試合させてもらえてよかった」と自虐を交えつつ、胸をなで下ろした。

 両校は大阪の頂点を懸けて何度も熱い戦いを繰り広げてきた。岡田監督は「10年ちょっとですか、大阪桐蔭をどうやって倒そうかとやってきた。圧倒的に負けてきましたけど、桐蔭さんには本当に勉強させてもらいましたね。監督としての積み重ねをさせてもらったと思います」とライバルの存在に感謝していた。

 近畿大会への出場が決まれば、もう一度対戦する可能性も出てくる。指揮官は「(3位決定戦までの)この1週間、もう一度頑張って練習していく」と意気込んだ。

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