斉藤和巳氏が訴え「中傷をしても…」オリックス・吉田正の骨折巡り批判的な声に投稿

 元ソフトバンク投手で野球評論家・斉藤和巳氏が4日、ツイッターを更新。オリックス・吉田正尚外野手が2日のソフトバンク戦で大関から死球を受けて右尺骨骨折と診断され、ネット上で批判的な意見が交錯していることに対して「この件は誰も悪い人はおらん!」と訴えた。

 優勝争いが佳境を迎えるなか、リーグ首位打者であるオリックス・吉田正の痛恨の離脱。ネット上では大関の投球や吉田正の避け方を巡ってファンの間で批判的な声が交錯していることを受け、斉藤氏は「たまたまそういう事になったって事!それぞれに言い分がある」と意見を述べた。

 野球では死球を与えた投手が非難されることも少なくない。斉藤氏は「オリックスファンの気持ちも理解してあげたいけど…行き過ぎた感情には理解は出来ひんなぁ。投手も必死やから。実績のまだない投手はより必死やから。相手が好打者なら尚更必死やから」と投手目線でフォローした。一方で斉藤氏は現役時代にけがに苦しみ続けた経験があり、「怪我した選手の気持ちも理解は出来る。だから誰が悪いとかではない!言いたい事はまだまだあるけど…」と言葉を飲み込んだ。

 その後も投稿を続け、「チームや選手が悲しんだり、辛い思いをするような応援?中傷をしても…誰にも得がないよ…。そういうのは…応援って言わへんよ…」とさみしげにつぶやいた。

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